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最新ドローンのデモンストレーションを開催しました
2024年6月27日、弊社の富士見農場で相馬商事株式会社様の協力のもと、日本で最新のDJIドローンT25とT50を披露しました。
現在、トップリバーの富士見農場ではT30を使用して防除と追肥に活用しています。
ドローン防除担当の坂口からの感想をお伝えします。
実際の作業を踏まえて、T30と比べてT50の操作性や作業効率が向上している点を以下に挙げます。
① フライト制御の安定性の向上
障害物検知と回避機能が強化されました。
T30はレーダーのみで検知していましたが、T50はレーダーに加えて2つのカメラを搭載し、カメラでも障害物を検知できるようになりました。
その結果、検知精度が向上し、複雑な圃場環境でも自律飛行が可能になり、操縦の負担が軽減されました。
② 散布・噴霧システムの強化
T30の12個の噴霧ノズルに対し、T50は円盤式の4個のノズルを使用していますが、流量制御により散布粒を変化させ、ドリフトを低減することができました(T30では不可能でした)。
また、ノズルの数が減ることで、清掃やメンテナンスの負担も軽減されます。
ドローン防除では農薬を通常より濃い濃度で散布するため、ノズルの詰まりが問題となりますが、この違いは運用上大きな意味を持ちます。
③ タンク容量の拡大
散布面積/フライトが大幅に向上しました。
現在限られているドローン防除対応の農薬の中で、通常倍率での農薬散布も可能になり、農薬選択の制約が減少します。これは非常に魅力的です。
今回T50のデモンストレーションで、農場の条件での使い分けなど様々な運用方法の検討できる機会となりました。
ご参加いただきました皆様、相馬商事株式会社様ありがとうございました。
なおこちらの今回のデモンストレーション、トップリバーでのドローンな運用方法などの
お問い合わせは、ホームページの 法人に関するお問い合わせから担当 坂口宛にお願いいたします。